オレンジ色のROMANCE
しかしホームで会ったカノジョは
そんな感じには、見えなかったし、
しおらしくて、優しそうで、美人だった。
多分彼女にも迷惑かけたとおもう。

しかし何より
2度目はない‼と言われ別れた後
2度目が来るとは?

「バカヤロウwwwwww」
「もうイッカイ、タヒねー。」
「バカはしななきゃーうんぬん
かんぬん。」

「バカにつける薬は、うんぬん
かんぬん‼」

散々言われ
出た結論は...。

最初昨日あった彼女への謝罪文
迷惑かけたことを謝り

朝練の写真をあげ
俺の彼女は、たったひとりです。
昨日彼女と軽い喧嘩をした後彼女を
送って
ホームで合った写真の彼女と軽い
挨拶をしました。
誤解された方が写真を上げたんだと
思います。

舞香、大好きだ‼
俺の彼女は、舞香だけ‼
もし、
舞香になんかあったら許さない
からな‼


最初疑っていた舞香も、
教室に帰った頃には、
笑顔で「大変だったね。」
と笑っていた。

その笑顔が可愛くてまたまたLove、
LoveLoveとハートをつくり
舞香の回りを走り回った。


「確実に違う。」
この写真を取られる前は舞香と
居たんだ。
ホームで声かけられ少し話しただけだ。」

「じゃあすぐブログ更新しろ。
俺らも協力するから‼」

持つべきものは、親友だ。
奴らの指示に従ってよかった。
舞香への言い訳を後回しにして
炎上の火消しを最優先‼

又違った炎上は、あったが
舞香への愛は本物なのでスルー。

ああ〜ここ何日かロクな事が無い。


舞香と俺の日常は、穏便に進み

いよいよインターハイ。
順調に勝ち進むように見えたが
やはり初出場の壁は大きく
2回戦まで、勝ち上がったが、
井の中の蛙大海を知らず..

上には上がいる。
仕方がないが涙と共に俺の部活
青春は、幕を下ろした。

あんなに居たマネジャーも、
俺らの部卒と一緒にいなくなった。

さあ、舞香との青春勃発‼。
片時も離れずベッタリ。

1.2.1.2.1.2足踏み行進みたいな
俺らの成績は、相変わらずだった。

帰りに図書館へ寄ったり
土日は、舞香がお泊まりしたり
今まで出来なかった事を
2人でたのしんだ。

勿論受験生だ、勉強といっも
隣り合わせ。夏が過ぎ秋が過ぎ
冬が来て受験を迎えた。
舞香は建築家になる為別の
国公立大学を受け、見事合格。

俺は親父の跡を継ぐため経済学部
のあるこのエスカレーター式の
大学に進んだ。

俺達が待ちに待った卒業式。
舞香は、無事に涙ながらに答辞を
読んだ。

何故か俺も舞香の読み上げる答辞を
聞きながら涙が止まらなくなった。

舞香のバーちゃんは着物を来て
年より随分若く見えた。

俺も彼氏として認めて貰えるように
しつかりと挨拶をして交際を
認めてもらった。

舞香の話のまんま面白い
擬似両親だった。


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