【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
 抱き上げられ寝室に運ばれるときもキスはやまない。唇からもたらされる身体中の疼きをどうにかしてほしかった。
 
 ベッドに座らされた私は柊吾さんの熱い視線に戸惑っている。でも、これから起こることを私は拒絶することなく受け入れるだろう。
 
 そうしてほしいと思っている。

 柊吾さんはジャケットを脱いで、ベッドの足元にあるスツールに放った。

「心春、俺を受け入れてくれるか?」

 ネクタイの結び目に指を入れクイッと外す姿が男の色気が駄々漏れで、私は柊吾さんに触れたくなった。

 早くキスしてほしい。

「心春? 無理強いはしたくない。嫌なら言ってくれ」

 その声は切なさを含んでいるように聞こえた。

「……私も柊吾さんが欲しい」

 心の内をさらけ出して急激に恥ずかしさに襲わる。

 顔から火が出そう。

 私は両手で顔を覆った。

「俺もだ。心春が欲しい」

 ベッドがほんの少し揺れる。柊吾さんがベッドに乗り上げ、私の手を顔からそっと外す。そして、しっとりと唇を重ねた。

 柊吾さんは私のカーディガンを脱がし、そっと押し倒した。ワンピースの前ボタンがゆっくり外されていく。

 私の反応を確かめるように柊吾さんは見つめ、ウエストのリボンをするりと取る。身頃がはだけて、ブラジャーに包まれた膨らみが露わになった。


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