6年間の思い
私は啓に近寄った
「あのさ− 江莉って今 フリ−だよな?」
「………ううん。付き合ってるよ。」
「え?まぢで?……そか」
「うん。直希に言わないでね」
「おう。絶対言わね−よ」
「うん… じゃぁ バイバイ」
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
ちょうどいいところでチャイムが鳴って
私たちは各自の教室に戻った。
タイミング良かったな。
そんなことを考えてたりして
つまんない授業を過ごしていた