はっぴぃday
「我慢できない…

じっと俺のこと見つめすぎ…」


抱き締める腕に力がこもる。

「さくらちゃん好きだよ。
俺と付き合ってほしい。

ごめん、結局、公開告白になっちゃったな」

抱き締めていた腕の力が緩み、右手が後頭部に回される。

少し屈んだ大翔の顔がゆっくり近づき、私はそっと目を閉じた。

軽く大翔の唇が重なった。

ライブ中なのに…大翔はもう一度ぎゅうーっと私を抱き締めた。


ステージからはマサキが

「おいおい!
ライブ中だぞ!
お前こんなところで手ぇ出してんな!

まっとりあえず大翔、おめでとう!」

ライブハウスに拍手が響き渡る。

恥ずかしくて大翔の胸に顔を埋めたまま離れることができない。
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