訳あり無表情少女と一途な幼馴染
別棟の屋上へ続く階段の手前
〜♪

「?……!?」

思わず立ち止まる
横の教室から聴こえる音楽
コレは、お母さんが唄ってくれた子守唄

「栞?」

正は不思議そうに私を見る

「寄り道」
「寄り…え!?」

コンッコンッ

「はい、どうぞ」

ドアを開けると、ピアノ越しにこちらを見る茶髪の女性
柔らかな雰囲気で、なんとなく似てる…お母さんに
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