Hate or Love?愛と嘘とにまみれた世界の片隅で

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連れて来られたのは無駄に広い戸建ての家。


3階建てのモノトーン調の外観。


ガレージは裏側にあるため、1度玄関を通りすぎて裏側へ向かう。


ガレージも車4、5台は余裕で並ぶくらいの広さだ。


運転手さんは慣れた手つきで駐車し、後部座席のドアを開けてくれた。


ガレージの入り口はシャッターになっていて、車が近づけば自動で開閉してくれる仕組みだ。


駐車した車の後側の壁に目立たないドアがある。


ドアノブがなく、周囲の壁と同色。


言われなきゃ気づかないレベルのドアだ。


わざわざ玄関に回らなくてもここから入れるらしい。


「このドア鍵ないけど大丈夫なの?」
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