Match maker
第6話

難 shortcoming

仕事は時短だ。

時間を無駄になんてしてられない。

だけど、SS0を所持している限り…

【生身やねんから、休憩せぇ。】

と、言われてしまう。

【喋れや、上唇と下唇くっついてもーたんか。】

と、言われてしまう。

「くっついていない。」

【分かっとるわ。んなもん。】

この俺のSS0は…コミュニケーションに特化している。

無理にでも話さなればならない。

相手はあくまでAIだというのに。

かなりの苦痛だ。

大したストレスもなく生きて来たというのに

俺がストレスによって、早死にしたとしたらそれは、政府の大変な誤算ではないかと思う。

【はーぁ、ホッとするぅ。】

電力をチャージしてる0を横目で見る。

実は、中に中年男性でも入っているのではと思う。

その横で俺も食事を摂った。
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