陽華の吸血鬼➁【一人称修正ver.】【完】
それに気づいたけど、架くんは白ちゃんを苦手としている。
その親友が一緒なのは……と思い、白ちゃんを見上げた。
「白ちゃん……」
「いいよ。百合姫もたまには女子同士でいるのもいいだろう。架も護衛だと言い切っているし」
白ちゃんも女子なんだけどなー、とは思ったけど、学校という場所の手前、言わないでおいた。
「俺も少し用が出来た。行っておいで」
親友というにはあふれ出る保護者感。
白ちゃんに見送られて、私は百合緋ちゃんと架くんと校庭へ向かった。