命に変えても守りたいもの
「分かった。」

そして、海斗は鍵を私の目の前に掲げた。


「記憶の扉よ、巫女に秘められた真実を
示すとき、今、開たまえ!」

すると、
白い光が現れ、私は目を瞑った。


キーンッ

耳鳴りのような高い音が私を取り巻く。

しばらくすると、それが収まり恐る恐る目を開けると
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