命に変えても守りたいもの
少しして、頬に痛みがやって来て
叩かれたのだと分かった。

「ふざけるな!!
巫女の力は選ばれた者にしかやどらな
い!!要らないなんて言うな!
あやめ様や椿様の気持ちを踏みにじる
つもりか!?」

…っ

踏みにじるなんてしたくない…

でもっ…

その時…

ドーンッ

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