モンスターハンタールチフェル
「どうやら、やることが見つかったようだな」

 ノアが前に歩み出る。

「ん。それじゃセレナさん。俺たちに依頼を出してください」

 アレックたちに集中していた視線がいきなりセレナの方へと集まる。

「うっ! う~、どうしますマスター?」

「まあ、よいじゃろ。今の4人なら大丈夫じゃて。と言っても、彼らに任せるしかないのじゃがな」

 セレナは一度深いため息をする。

「まだ若いあの子たちに任せるのは危険だと分かってるのに、どうしてか筆が進むのよね……っと」

 喋りながらスラスラと依頼書に書き込まれた字は、



『黒龍伝説』



 紙の上でそう黒光りしていた。
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