運命が紡いだ物語
「その時、また2人で来てくれる?」

同じことを思ってたことがうれしかった・・。

ん?

今、2人でって言った!?

「・・・俺、牧原さんのことが好きなんだ。」

「えっ・・」

私は突然の告白にすごく驚いた。

でもそれと同じくらいすごくうれしかった。

「私も咲野君のことが好き。」

やっと伝えられた。

こんな日が来るなんて思ってもみなかった・・。

私の目から涙が落ちた。

「ほんと?」

「嘘つかないよ・・。」

「俺と、付き合ってくれる?」

「私でいいの?」

「もちろん。牧原さんがいいの。」

「よろしくお願いします。」

私は泣きながら答えた。

晴れて私たちはカップルになった。

咲野君と付き合えるなんて、私は夢の中にいるような気分だった。

そのあとも、いろいろと話しながら私たちは駅に向かった。
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