運命が紡いだ物語
「俺はこれから、花がいつかすべてを乗り越えられるように花を幸せにするから。
今は俺を信じて。」

涙でぐしゃぐしゃの私を陽向はそっと抱きしめてくれた。

ごめんね。

陽向・・

また私が陽向をつらい目に合わせてしまうかもしれないけど・・

今は、陽向の言葉を信じたい。

乗り越えられるかわからないけど、

いつかすべてを乗り越えて、

陽向と一緒に幸せになりたい・・

私は陽向のことが好きだから・・・・

「・・うん。
ありがとう。陽向・・・・」

私たちはしばらく抱き合っていた。

「もう一度俺と付き合ってくれますか？」

私の体を引き離した後、陽向は私の顔を見て言った。

「はい。」

私たちはもう一度お互いを抱きしめた。

一度失った幸せをもう一度かみしめるように・・。
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