Black Sapphire 1【大幅改変&更新中】

高級マンション最上階



プルルルルル…プルルル…

現在午前7時、夏休み初日。珍しく眠りにつくことが出来ていた私を、部屋に備え付けられたコンシェルジュ(花澤さん)直通の電話が邪魔をした。寝起きで重い体を起こし、リビングまで歩いた。


カチャ

「…はい」

「おはようございます、神楽様。朝早くから申し訳ありません。ご学友の方々がいらっしゃっていますが、お通ししてもよろしいでしょうか?」


…初日から来るとは思っていなかった。しかも朝早すぎだろ?

久々の安眠を邪魔され、さらに低血圧の私はかなり不機嫌だった。

「…通してください」

「かしこまりました。それでは失礼致します」

その声とともに電話が切れ、受話器を戻した。

するとすぐに、

ピーンポーン

…彼らのお出ましだ。

< 93 / 124 >

この作品をシェア

pagetop