幼馴染との正しい距離感
「……つむぎ。もう一回襲われたい?」

「へ?」

「そういうこと言うの止めて
俺、今もかなり理性限界」

「……え、え?」

「可愛すぎるの
無自覚にあざといの。分かる?」

「えぇっ?!」



……もう、本当
俺はどこまでもつむぎに弱い。



つむぎは知らない。


本人はなんとも思ってないその表情や言葉が
どれだけ俺に影響を与えるものなのか。


熱くなっていく顔を自覚しながら
照れ隠しに半切れしつつ
じっと、つむぎを見つめる。



「……こーくん、照れてる?」

「………………照れてるよ」

「…」



ぽかんとしていた表情が


段々と緩く崩れていく。


分かりやすく嬉しさを滲ませた笑顔で
つむぎは俺に言った。



「そんなこーくんも好き」

「…」



えへへと可愛く笑い
抱きついてくる目の前のこの女の子。


……どうしてやろうか。



腕の中で幸せそうに笑う。

昔も今も変わらない、俺の一番大切な女の子。



「……決めた」

「ん?」

「絶対、幸せにする」




今よりもっと


誰よりも何よりも。



俺を選んだ事を後悔させない。



これでもかってくらい甘やかして愛して



世界で一番幸せな女の子にする。




「覚悟してね。つむぎちゃん」
< 57 / 57 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:12

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

私のかみさま(改)

総文字数/13,197

恋愛(純愛)23ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ずっと忘れていた、大事な約束 今度こそ 守るから
かえりたい

総文字数/197

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『かえりたい』
たとえば、こんな人生も

総文字数/77,582

恋愛(純愛)176ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
生まれてきて幸せだって思ったことはなかった だけど きみに会えたことだけは きみみたいな人に出会えたことは 「幸せだよ」

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop