溺れるほどの愛を

「この後暇?なんか用事ある?」

「特にはないです…。」

え、何怖いんだけど。

「門限は?」

「門限は一応6時です。」

「あと2時間…よし!駅前のカフェ行こうか」

「え?」

「え?ってどうした?(笑)」

「驚いて…」

「ほら立って!放課後デートしようよ」

「はい…」

デート…私には縁がないものだと思ってた。
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