溺れるほどの愛を


「俺のハニーに手を出してんのお前ら?」

「…ひっ…」


私の彼氏登場。
なんとも物語の様な…

上級生をするりと交わし

「莉音ちゃん遅くなってごめんね。」

「やられたのこれ…?」

首を縦に降ると

「莉音ちゃん怖かったよね。ごめんね。もう大丈夫。」

ゆっくり手の紐を解き、
極度の恐怖から解放され
琳さんがいる事で安心し
大粒の涙を流し

「り…ん…怖かった…怖かった…」

「もう大丈夫、俺がいるよ。」

優しく私にブレザーを掛けてくれて
先輩達を見ると何故かそこには先生が居て
全員連れてかれ
私は琳さんにお姫様抱っこされ保健室へ連れていかれた。

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