俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)

その後ろをミチルがついて歩いていた。
この2人は、本当に仲がいいわよね。
いつも一緒に居るし

私は、それを見てクスクスと笑った。
それに天気もいいし絶好のピクニック日和だ。
公園は、歩いて15分ぐらいのところにあった。
とても広い公園だ。

遊具がある場所と広場があり
広場には、犬の散歩している人がたくさん居た。
社長は、アダムのリードを外してあげた。
すると元気よく走り回っていた。

キャンキャンと嬉しそうに
跳び跳ねたり、走り回っている。
アダム楽しそう……。

やっぱり外で遊びたくなるよね。
家ばかりだと退屈だろうし。

「アダム!!」

すると社長は、私にバスケットを渡すと
フリスビーをアダムに向けて投げた。
アダムは、それに気づくと
ジャンプしてフリスビーを咥えて取った。

「すごーい!!」

私が驚いているとアダムは、そのフリスビーを
社長の所に持って行く。
また社長が投げると走って追いかけていた。
その繰り返し。
社長も何だか楽しそうに笑っていた。

フフッ……社長が何だか子供に見えてくるわね。
会社では、俺様社長とか言われているのに……。

私は、クスクスと笑いながら近くの大きな木の下で
敷物も敷くことした。
座るとミチルも私の隣にちょこんと座っていた。
大人しいわよねぇ~ミチルは。

「ミチルは、遊ばなくていいの?」

「ニャー」

私がミチルに尋ねると返事をしてくれた。
どうやら遊ぶ気はないらしい。
ひなたぼっこが目的かしら? 

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