俺様社長は、動物愛好家!?(新しく修正終了)

改めて考えるとそういうことになる。
胸がキュンと締め付けられそうになった。
ど、どうしよう……嬉しい。

社長は、そんな私を気にすることもなく
お弁当を食べ始めた。
しばらくしてお弁当は、綺麗に完食されていた。
全部食べてくれた……。

「ハァッ……さすがに食い過ぎた。
せっかく運動しても食べ過ぎたら意味がないな」

社長は、お腹を触りながらそう言ってきた。
フフッ……確かに。
私は、クスクスと笑えてしまう。

私は、お弁当箱を片づけようとすると
社長は、そのまま私の膝元に転がってきた。

えぇっ!?社長……。
ドキッと心臓が高鳴ってしまった。

「えっ?社……真那斗さん!?」

「食べ過ぎたから、ちょっと休憩。
動くなよ……美織」

社長は、そう言うと静かに目を閉じてしまう。
こ、これは……膝枕よね!?
恋人同士がやるヤツ……。

思わない社長の行動に心臓が飛び出しそうになる。
するとアダムとミチルも腰を下ろしていた。
いつの間にかリラックスムードになっていた。

あれ?ベルは?
慌てて探していると社長の近くにいた。
よじよじと上に登ろうと奮闘していた。
こんなところに……。

ベルは、よいしょっと何とか
よじ登ると胸元辺りに行き腰を下ろした。
ふぁっ~とあくびすると眠そうな表情になっていた。

ベルも眠いようだ。
そうよね……たくさん遊んで
お腹がいっぱいになれば眠いわよね。
今日は、いい天気だし……。

上を見上げると雲1つない青空だった。
気温は、高いが風が吹いて気持ちがいい……。
クスッと微笑むと私は、そのひとときを楽しんだ。

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