* VR-1 *
「羅は…いつも独りが多いよね。友達も多くないみたいだけど───寂しくないの?」


「人をボッチ扱いするなよ。杏が知らないだけで 俺にも連れはいる。」


ムッとしながら 言う羅はレアでちょっと驚いてしまう。


「フッ。お前こそ、男やツレいないだろ?」


「//酷い。こんなピュアでキュートな女の子いないよ?すご~く傷付いた…」


「なぁ…お前って、社会で職場で大丈夫なの?かなりヤバくねぇ?」


ヤバいのは 確実に羅。
世間に顔出しちゃダメ。
誰も羅を見ちゃダメ。
みんな羅を好きになっちゃう…


「私全然大丈夫だよ。今まで不思議ちゃんレッテル貼られたりした事ないもん。」


ん?羅が固まってる────


「頭大丈夫か?」



ハハハ…爆笑してる羅に こっちから爆弾を仕掛ける。



今はリアルとバーチャルの狭間…

だから───何でもあり。


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