不思議の国のアリス探し


私は走って走って――


待ち合わせの公園についた

時間は10時59分
待ち合わせから一時間以上経った――


『いる訳ないよね――』

口で言っていながらも、
どこかで待っていてくれるんじゃないかと期待をしている
自分がいた。



そしてその期待は冬の風と一緒に静かに散っていった――


『待って……ない…』

ショックな気持ちを抑えながら
もしかしたら飲み物を買いに行ってるだけかも――と思って待ってみることにした。



今思えばあの時あのまま帰ってればこんな事にはならなかったのに――



何分待っただろう?
雪こそ降ってはいないが
冬の風は冷たさを増すばかり。


上着を持ってくれば良かった。
なんて今頃悔やんでも仕方がないのに…―

私はあまりの寒さに堪えられず帰ることにした


そんな私の目に映ったのは




楽しそうに寄り添う――






彼氏と知らない女の人だった……



私の見ていることに気付くことはなくそのまま行ってしまった――








ねぇ……その女の人誰なの?
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