香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
なんとかこの状況から逃げようとする私を適当にあしらう彼女。
「そんなの本能に任せればいいし、拙いほうが逆にいいって客もいるからねえ。心配いらないよ」
そんな簡単に言わないで。
「……心配しかないですよ」
「フフッ、まあ一度客を取れば、不安なんてなくなるさ。あんた名前は?」
「……クルミです」
女主人の質問に力なく答える。
「クルミね。私はベラ。それじゃあ、ベッドの着物に着替えな。客が来たら連れて来るからね」
部屋のドアを閉めて消えてしまう女主人。
「え~、ちょっと待って下さい〜!」
ドアを開けようとするが、外から鍵を締められていて中からは開けられない。
「どうしよう〜。お客を取るなんて無理だよ〜!」
半泣きになりながら逃げ道を探す。
窓がひとつあって周囲を調べるが、ここは二階で足場がなかった。
……逃げられない。
青ざめる私。
どうすればいい?
「そんなの本能に任せればいいし、拙いほうが逆にいいって客もいるからねえ。心配いらないよ」
そんな簡単に言わないで。
「……心配しかないですよ」
「フフッ、まあ一度客を取れば、不安なんてなくなるさ。あんた名前は?」
「……クルミです」
女主人の質問に力なく答える。
「クルミね。私はベラ。それじゃあ、ベッドの着物に着替えな。客が来たら連れて来るからね」
部屋のドアを閉めて消えてしまう女主人。
「え~、ちょっと待って下さい〜!」
ドアを開けようとするが、外から鍵を締められていて中からは開けられない。
「どうしよう〜。お客を取るなんて無理だよ〜!」
半泣きになりながら逃げ道を探す。
窓がひとつあって周囲を調べるが、ここは二階で足場がなかった。
……逃げられない。
青ざめる私。
どうすればいい?