ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】

僕は美結の隣に立って、手をつないでいたい。

美結を見ていると僕は安心するから、じっと美結を見ていて、たまに美結が僕の方を見て来たら、抱きしめて。

ただの傍じゃない。

美結は僕の隣にいてほしい。

「……私が、小一の頃から想のこと好きだって、聞いたよね……?」

「うん」

「さっき言ったこと、全部本当なの。ほんとうに……今も、夢みたい、で……困る」

「困るの?」

「困る。……夢から醒めちゃったら、どうしよう、って……。想が私を好きって言ってくれたの、夢だったらどうしよう、って……」

美結……。

「なにバカな心配してるの?」

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