チャット×彼氏
「死ぬんじゃない!」
…それは、一人の少年だった。
なぜか、懐かしく感じた。
ううん。また会った気がした。
「…すみません」
「今度から、気をつけろよ?」
「はい」
「でも、なんで?」
「友達が…ヒック…車に…」
涙が出てきた。
「そうか…。…元気だせよ?」
「…」
「じゃあな」
「…」
そういってその少年は行ってしまった。
やさしい人だった。
…ドキッ
…?
…???
この、感情はなんだったんだろう。
今思えば、私はあの少年に
心を奪われていたのかもしれないね…。