秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「茉由。一緒に健のとこ行こうか。」
春くんが茉由の手をとり、健のお部屋まで歩く。
茉由はうれしそうに春くんの手をぶらぶら動かしている。
健の部屋につくと、健は春くんに気づき、一直線にハイハイでこちらにやってきた。
さすがに歩いてくるにはまだまだらしい。
春くんが健をよいしょと抱き上げると嬉しそうに足をバタバタ動かす。
健は春くんが大好きだ。
いつも春くんの後を追っかけている。
保育士さんは春くんにほれぼれした目を向けた。
「健くんのお父さん。健くん。今日ね。」
「歩いたんだよ!」
茉由がすかさず横やりを入れた。
「そうなんですぅ。」
キラキラした目を春くんに向ける若い保育士さん。
いやいや…わたし後ろにいますけど…。
わかるけど…そりゃぁ…尋常じゃないほどかっこいいから…。
ほれぼれするのもわかりますけどね…。