にゃん子と寺子屋日記
ねこ友:しーちゃんのこと
2014年10月22日
去年の12月に先に逝ってしまった、みーちゃんが

まだ生きているとき、余りに出たがるので、夕方こそっと外に出したのを(団地ではねこは飼えないので)、見ていたのか、
「かわいいねこね!かわいいなーといつも思っていたのよ」と
にこにこしながら、話しかけて来た人がいました。
私は苦情を言われるのかと、一瞬どきっとして構えていたのですが、ほんとにねこ好きのようでした。
それから、「みーちゃんに会わせて・・」と、時々うちに来るようになりました。
ねこ話に花が咲いて、
「この猫ね、みーちゃん、かわいいね、かわいいねと言うと、目をパチパチさせて、うれしそうな顔をするのよ」と
変な話をしても、うん、うんと相槌を打って、嫌味もなく聞いてくれるような友です。
歳はお互い同級生、境遇も似ていて、ひとり暮らしです。
みーこは?というと、いつも逃げ回っていました(笑)。
気に入って、こころを許した相手でないと、なかなか懐かないねこだったので、
「しばらく時間がかかるかもよ」と話していました。
そうこうしている間に、みーこが急に、腎不全で逝ってしまい、
かわいがってくれてたからと、一応電話で、知らせると、「えっ!」と言って絶句してしまいました。
それにつられて、自分も涙が落ちそうになって、堪えるのが必死でした。
その彼女が、2.、3ヶ月前から、昔、飼い猫だったような風ののらちゃん、
彼女は、そのねこをしーちゃんと呼んでいました・・にえさをあげ出して、
「休みの時はいいけど、夜の仕事なので、
しーちゃんがえさを待っているかもしれないと思うと、仕事中も気になってしかたない」と話すので、
仕事の時は、私が代わりにあげるようになりました。
以前からベランダの下に、簡単な器にえさをあげていたのですが、
団地内に、やはりねこ嫌いなお節介なおっさんがいて、
「ねこのえさ入れを引きちぎって捨てているのよ」というので、
うちが1階なので、
「じゃ、うちのベランダの下に置けばいい」と、簡単な囲いをつくって、
しーちゃんのえさ場所らしきものができました。
それからは、
「車で夜中に帰ってくると、しーちゃんがどこからともなく出てくるのよ、かわいいワー
あなたには迷惑をかけて悪いけど、ほんとに助かってるワ」と
とても嬉しそうで、楽しそうで、
「しーちゃんにえさの用意をするのが楽しみなのよ」というほどでした。
えさはいつも彼女が買って用意したレトルトのマグロにかりかりをかけてをあげていました。
休みの日には、今日は特別なの・・と、とりのささみ入りも用意していたようで、
本人も、
「自分の姿と重ね合わせているのかもね、
ひとりでがんばっているのが、かわいいのよ」とつぶやいていました。
そのしーちゃんが、つい三日前に急に死んでしまったのです。
急にえさを残したので、「おかしいね」と話していた矢先でした。
それから1日たって、団地内で、弱っているしーちゃんを発見して、
ふたりして、大慌てで、寒さのせいだろうと、
小型ゆたんぽ入れたり、
プラスチックの小型ゆたんぽがすぐさめてしまうので、カイロじゃないとだめだとカイロを入れたり、
2、3時間置きにしーちゃん、しーちゃんと声をかけていましたが、
私には早朝の仕事があるので、夜9時ごろ、しーちゃん、しーちゃんの呼びかけに
大きく答えてくれたのが、最後になりました。
彼女が夜仕事から帰ってきたときは、「もう、冷たくなっていたのよ」と泣いていて、
私も、もらい泣きです。
ふたりして、おかしいね、何か、悪いものでも食べさせられたのかなー、
いやいや、やはり、寒かったせいかねー、
でも、ねこが死ぬと、なんでこんなに悲しいのかねー、と話したことでした。
彼女は、用事があるとき、私のことを「みーちゃん」と呼びかけます。
なので、私も、彼女のことを「しーちゃん」と呼んでいます。
これがほんとの「ねこ友」かも?とふたりして、泣き笑いしています。
しーちゃんの写真が
残念だけど、ありません。
(2026.2.5転載)