同じ空の下で〜忘れられない7年間〜
誰を信じたらいいの。


職場の噂だったのか彩さんの耳に
私たちが半同棲状態になってることが
バレた。

バレても良かった。
取られたって思われたらどうしようっては
思ってたけどつきあってるわけじゃないし
私が家無くして住むとこがなくなった私を
助けてくれただけだったから。

ある日、

彩さんからメールが来て

「あゆ、会える?会えるなら近くの
コンビニまで行くから話がしたい。」

私は会うことに抵抗がなかったけど
不安でいっぱいだった…

私「こんにちは!」

彩さん「ごめんね、急に話が
したいなんて呼んじゃって。」

私「大丈夫ですよ!どうしました?!」

彩さん「二人はつきあってるの?」

私「いや、つきあってないです!
ただ半同棲させてもらってます!」

彩さん「そっか。あゆ好きでしょ?
だけど、ちゃんと他に女がいないのか
確かめないとだめだよ。あゆまで
私と同じ想いして傷つくよ。。。」

わかってる。。言われなくても私は
わかってる。だけど言われると
健次くんの何を分かって言ってんの?
健次くんに彼女なんていない。。

なんて心の中では叫んでた。。

なんも言えない私に彩さんが

「部屋にももしかしたら彼女との
思い出とかあるかもしれないから
いないうちに探してごらん。。」

あるわけない。なんて思いながら私は
家に帰って探しまくり。。
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