緊急逮捕-独占欲からの逃亡ー
これは一種の洗脳?

「うん。良い色」

あ…。
まずい。

どこにつけた…?

慌てて鏡の前に立つ。首元にある赤い痕。

「あー!
めちゃめちゃ見えるじゃないですか!」

「見えなきゃ意味ないでしょ」

「こんなんじゃ、部屋の外にでられない」

「周知の仲でしょ。いいじゃん」

何が良いんだか。
やばい…。
この後を見るだけで、異常なくらい心臓が早くなる。

とにかく、人前に出た私が細心の注意を払ってくれるように祈るだけ。
この痕をうっかり忘れるなんてことをやらかさないように。
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