緊急逮捕-独占欲からの逃亡ー
それにしても、してやられた。
楓馬君と出会ってから、そんなふうに思うことばっかり。

とんでもない人だ。
出会ってからずっと、変わらずに。
だけど、どうしようもなく惹かれてしまう。

仕方ない。もうあきらめてる。
私は彼に囚われる運命だったんだと。
でも、そんな運命も悪くない。
そう思えてしまうから不思議だ。

だったらこの際、誓って見せましょう。
緊急逮捕の手錠が化けたこの指輪に。


〈完〉
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