一夜からはじまる恋
「樹?着いたよ?」
「・・・ん・・・」
湊の部屋についても樹はなかなか目を覚まさない。
あまりに緊張していたんだとわかり湊はそっと樹を抱き上げた。
抱き上げると眠ったままの樹がすっと湊の首に手をまわす。
湊はうれしさにゆっくりと時間をかけて部屋へ運んだ。
エレベーターの音で目を覚ました樹は自分が湊にお姫様抱っこされていることに驚いた。
「ごめんなさい」
「おはよう」
湊は樹が目を覚ましても降ろそうとしない。樹が湊の首に回していた手を離そうとすると
「危ないから」
と声をかけた。樹は言われるままに首に手をまわした。
「・・・ん・・・」
湊の部屋についても樹はなかなか目を覚まさない。
あまりに緊張していたんだとわかり湊はそっと樹を抱き上げた。
抱き上げると眠ったままの樹がすっと湊の首に手をまわす。
湊はうれしさにゆっくりと時間をかけて部屋へ運んだ。
エレベーターの音で目を覚ました樹は自分が湊にお姫様抱っこされていることに驚いた。
「ごめんなさい」
「おはよう」
湊は樹が目を覚ましても降ろそうとしない。樹が湊の首に回していた手を離そうとすると
「危ないから」
と声をかけた。樹は言われるままに首に手をまわした。