似た者同士の恋物語
…俺があげた(正しくは押し付けた)ものをつけてるってだけで

………なんか、すごく嬉しい



「…」



そんな俺を見て

真っ赤になって
慌てて顔を隠しながらも

嬉しそうにネックレスに触れる三崎を見て思ったんだ



……ねぇ、三崎

俺、期待していい?



なんとも思ってない相手に
こういうことされたって

そんな顔、しないよな

そんなに嬉しそうに
はにかむように笑わないよな



……少しは好かれてるって思っていい?




無意識に伸びた手が、三崎の頬に触れる


びっくりしたような顔
猫みたいな真ん丸の目が大きく揺れる


……そんな顔もかわいくて




「……三崎。俺さ……」



三崎だけだよ


喜ぶ顔が見られるなら
笑ってくれるなら


どんなことでもしてあげたいって思うんだ



誰よりも、何よりも



……三崎が好きだ
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