君のとなりで恋をします。─上─
「離せよ、アホ!
マジで痛てぇっつーの。」
「あんたの頭でいくら考えても無駄だよ!」
「…毎回赤点ギリギリのお前にだけは言われたくねぇわ。」
「私は馬鹿なんじゃなくて、やる気がないだけー。」
「バカな奴は大体そう言うんだよ。
…つーか、いい加減離せよ!」
痛そうに私の腕をバシバシ叩くから、天使な私は桜河を解放してあげる。
「痛てぇな。
怪我したらどうしてくれんだ、アホ。」
「大丈夫!
私、か弱いからさ!」