ひとみ




「俺、暗闇がダメなんだ。」



可愛い、



そんな発言にまたキュンとなる。



「あたし、雷が苦手なの。」



その言葉を聞くと、あたしの寝ているベッドが軋んだ。



「提案ね。なーんにもしないから、一緒に寝よう?」



あたしは今日、偉くおセンチだ。



その晩、あたしは大きな隼人くんの腕の中で寝た。



久々に心地良かった。






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