王子様に恋をした…!
私は竜が心配で電話をいきなり切って家まで走り出した。

何度も折り返し電話が来たけど無我夢中で走っていた。

「ピーンポーン!」

「凛歌。大丈夫っつったのに。」

「大丈夫じゃないでしょ!私は心配なの!」

心配過ぎて涙が出てくる…。

「泣かないで?ごめん。ありがとう、来てくれて。」

「うん!テストどころじゃないよ。」

「今日テストか…。」
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