部長様に奉仕したい
背中打った。イタタタタ…

怖くて目をつぶってしまった。痛くて涙が少しでてきた。

なんか暗い。重い… さっきの男子が乗ってる⁇

てか、それしか考えられないし…


目を開けてみる。




涙で霞んでよく見えない。



んっ!顔?










何これ、顔が近すぎるよ。

恥ずかしいよ…


私は向こうから走ってきた男子とぶつかり、その男子の下敷きになっていた。






なんで離れてくれないの。



なんか、あったかいなぁー。


ってか恥ずかしさピークなんですけどーーー!?


「あのさぁ、ボランティア部の子⁇」
その男子は私に聞いてきた。

(もう、重いんだけど…痛いし…)

私は、どうしていいか分からず、はい…と答えた。

「俺、この部活の部長になりました。
成瀬奏多(なるせ かなた)です。よろしくね。」


何どういうこと?








ってか、重いし近いからどいてよー!!
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