キミ、が欲しい



「うん……」



優しく絡み合う長い長いキスの最中。
グランド側から「閉会式」を行うアナウンスが聞こえてきた。
ピタッと動きが止まる2人。
離れた唇がまだ寂しいって言ってる。



えっと、どうしよう?
私たち戻るべき…?
無意識に目で会話してる。
首の後ろに回してた手を元に戻そうとした瞬間。
グッと私の腰を引き寄せたハル。



「もうちょっと……」



そう言ってキミの方からキスの続きをねだる。
それが嬉しくて、キュンときて、当たり前のように2人して戻らない選択をしていた___










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