【BL】年上の意地、年下の本気



「……っあ、」

「危ない!」


ついてくる奴から逃げようと走ると、目の前にあった大っきい石につまづいた。


…はずだった。




「逞真…」

ついてきてたのは逞真だったのか…。


「すみません、声掛けづらくて。」



…なんでだろ、逞真の顔が見れない。
まだ潔白を証明されてないからか。



「………………」


それから2人無言のままマンションへ向かった。

…状況は1週間前のあの時と同じだ。







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