犬猿の仲





車のエンジンをかける峻平。


「なんで、松重さんを探してるの?」

「、、、俺の仕事場に来て数十万借りて飛びやがった。あの女は殺さねぇと気がすまねぇ。」

少し驚いた。
こんな事話す峻平は見たことがなく、少し怖かった。だが、峻平を見ると先に殺されては困ると思った。

「、、お前は?」

「私は、、一週間前にお母さんから連絡があって、人探しをしてくれって。200万持って日本に逃げたはずだからって。」

「そうか」

一言だけ言うと峻平は真剣な顔をして前を見た。


数分無言のままいると家の前についていた。
私はありがとうと小さい声で言って車を出ようとした。

「お前明日も学校だろ。明後日の土曜日あさ9:00に俺ん家な。」

それだけ言うと携帯を触りだした。

私は思いっきり車の扉を占め家に向かった。


決めた。
松重さんを殺させない。

明日の朝、行こうと決意した。
峻平には言わず。。



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