ねこねこ幼女の愛情ごはん~異世界でもふもふ達に料理を作ります!~
江理奈が広い道路で信号待ちをしていると、右手からトラックがやってきた。ぼんやりと横断歩道の真ん中を見ると、何か白い塊が見える。
「え? 待って、さっきまでは何もいなかったのに……」
そう、それは何もない空間から出てきたのだ、しかも、半透明からゆっくりと実体化して。
疲れて幻覚でも見えているのかと思って、江理奈は目をこすった。すると、今度ははっきりと子犬の姿が見えて、江理奈の疲れは瞬間的に吹き飛んだ。
「嘘でしょ⁉︎ 道路の真ん中で、子犬が……」
自分のいる場所がわかっていないらしく、のんきに耳の後ろを後足で掻いていた子犬は、バランスを崩してこけた。
「きゅん、きゅ? きゅうううっ⁉︎」
そしてそこで、初めてトラックに気づいたようで、身をすくませた。
「危ない!」
江理奈は荷物を放り出すと、赤信号の横断歩道の真ん中に駆け出した。
その場に固まっている子犬を抱き上げて走り抜けようとしたのだが。
「ひっ!」
眩しいライトは、予想以上に近かった。
白い子犬を抱いた江理奈は身体に衝撃を感じ、同時に意識を手放したのであった。
「え? 待って、さっきまでは何もいなかったのに……」
そう、それは何もない空間から出てきたのだ、しかも、半透明からゆっくりと実体化して。
疲れて幻覚でも見えているのかと思って、江理奈は目をこすった。すると、今度ははっきりと子犬の姿が見えて、江理奈の疲れは瞬間的に吹き飛んだ。
「嘘でしょ⁉︎ 道路の真ん中で、子犬が……」
自分のいる場所がわかっていないらしく、のんきに耳の後ろを後足で掻いていた子犬は、バランスを崩してこけた。
「きゅん、きゅ? きゅうううっ⁉︎」
そしてそこで、初めてトラックに気づいたようで、身をすくませた。
「危ない!」
江理奈は荷物を放り出すと、赤信号の横断歩道の真ん中に駆け出した。
その場に固まっている子犬を抱き上げて走り抜けようとしたのだが。
「ひっ!」
眩しいライトは、予想以上に近かった。
白い子犬を抱いた江理奈は身体に衝撃を感じ、同時に意識を手放したのであった。