放課後の続き
彼女は、自分の恋に必死だ。

友人とコイバナしたり、道草したり出来ない代わりに。

本から知識を得て

『少しでも誠次に頑張る姿を見せたい!』

『将来、社長の旦那さんとして

楽に生活させてあげたい!』と一生懸命だ。

幼い子供の、間違った認識が

誠次との、心の溝を作っているとは知らずに…………。

せめて

誠次がその気持ちを汲み取っていればいいのだけど………。

『妹を守りたい!』と躍起になっている男には

理解出来ないようだ。

野球バカで、恋愛をしてきてない誠次には………

幾ら俺が教えても、伝わる訳ない。

恋が難しいのは……………

年齢も、経験も関係ないからなぁ。

初恋を経験した夏苗ちゃん。

まだ恋を知らない誠次。

いつか二人の気持ちが、同じ方向に進むことを

祈るだけだ。
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