【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
あたしのつぶやきに響が返してくれた


「泉達はつよいから。無事帰ってくるよ」


そうだね。信じて待つ!それだけや

泉達が出発して、30分ほど経つ。暇や
暇すぎる…
みんな倉庫の掃除とかし出すし、響は二階のソファで寝てるし…


「杏さん?聞いていいですか?」

「何でも聞いて!!!」


話し相手が見つかった!嬉しい!拓也は数名連れて来てくれた。


「杏さんは泉さんとどうやって出会ったんですか?」

「あ、えっと…血だらけで倒れてたところを助けたねん。救急車呼ぶなってうっさいし、家で手当てした」


なるほどー!あの時の怪我ですね!とみんな言う

その後もゆるい会話をしていた


そして少し空気が変わる




「杏さんは泉さんの…「静かに!!!」


何の気配や?
響も何かを感じたのか二階から降りてくる


「ええか?とりあえず皆んなじっとしてるように」

拓也に伝える。響が俺が見てくる。そう言い窓から外を覗いた。


そして



突然震えだしたんだ

< 173 / 425 >

この作品をシェア

pagetop