世界No.1の総長と一輪の花 II
素直に教室まで帰ろう。
「ここら辺で大丈夫!!詩優もクラスの手伝いに戻った方がいいよ。
さっきは本当にありがとね!!」
4組の教室の手前でそう言った私。
「おう。
花莉のクラスにもあとで遊びに行くから。頑張れよ」
詩優は私に手を振って、私が教室まで入るのを見送ってくれた。
ん?
さっき…"遊びに行くから"って言った?
え?え?
…メイド喫茶やる、なんて詩優に言ってないのに?それにメイド服着るなんて言ってないよ!?
ど、どうしよう…