復讐寮~罰ゲーム~
「ずっと、そんな調子だったのよ」


カヤ先輩の言葉にあたしは大きく息を吐きだした。


今の出来事だけ聞くと、確かにひどい話だと思う。


「他の先生が寮母さんを助けなかったのはどうしてですか? 生徒が問題を起こせば、学校側の責任にだってなりますよね?」


あたしは早口でそう言った。


「それはね……」
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