Sky (変更可能性アリ)
俺の名前は利央(りお)。
利用の"利"に中央の"央"で"りお"だ。
名字は持っていない。必要になったら毎回適当にでっち上げてる。(鈴木とか、田中とか)


これまでの話の流れでわかったかもしれないが、俺は[死神]だ。

ここで簡単に俺ら死神について説明しておこうと思う。

俺らは[不老不死]で人間の寿命に関与しない限り消滅することはない。

俺たち死神が拠点としている場所は人間界にある。
ただ死神の拠点は死神にしか見えず、人間には見ることができない。
たとえば人間にとってはそこは海にしか見えないが、死神にとってはそこは商店街がある、というような感じ。
仮にも人間の前でそこは海でしかないのに、死神にとっては商店街があるということが人間にバレてしまう事がないように、死神独自のものには建物の周りにバルーンのような大きな膜が張られている。
それが死神には見られることで仮にも知らない土地でもこれは人間界のものなのか、死神独自のものなのかを判断できるという訳だ。
人間の住んでる場所と死神の住んでる場所は割と密接な関係にあるから、俺がよくやる会社の屋上から地面を歩く人間を見ることも可能だというわけだ。


そもそも死神が人間界に拠点を作った理由。
大きな理由としては人間との交流を深めたい、という死神側の勝手な思わくからだ(正確には俺たちの上司である社長の考え)。
ただ拠点区を設けてある以上、ある程度距離を置くようにはしている。
まだ死神の中には知識が未熟で生きる人間の命を反射的に狩ってしまう危険性があるから…。


基本の世界ルールはこんな感じ。
また必要になれば、追って解説する。





< 9 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop