君は大切な幼なじみ。
第1章 はじまり
「ひなこせんせー!さよーならー!」

「うん。また、来週ね。」

そう言って私は、笑顔で最後まで残っていた園児がお母さんに手を引かれて帰っていく所を見届けた。

「よし。さ、私も掃除してー、日誌書いてー..。」

そんな風に頭の中でこれからやらなければならないことを順序立てながら、動き出した。
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