"死なないで"なんて、言わないで。
どのくらい寝ていただろう。
目を開けるとベットの上でうつ伏せに寝ていた。
泣いたせいか、目が重い。
そんなまぶたを擦りながら昨日のことを思い出した。
足音が近ずいてくると思えばお母様とお父様が涙目で私の部屋に入ってきた。
病院に連れていかれる。
また怒られる……。
そんなことを想像し目を強く瞑った。
でも、想像していた言葉とは反対の言葉が私にかけられた。
「茅菜、ごめん。」
「ごめんなさいね。」
「えっ?」
「茅菜の気持ちも考えないで、一方的に育てちゃって。私達はそれがいい事だと思ってた」
衝撃的だった。
私にお兄ちゃんがいたなんて……。