"死なないで"なんて、言わないで。
だけもかなう訳が無い。
「っそれは遠慮しとくわ」
「でも、」
「せんせーい」
廊下の向こうから声が聞こえる。
そう思ったとき、悲鳴も一緒に聞こえた。
廊下から現れたのは、3年生をぼこぼこにした1人の男の子だった。
右手には3年生1人を担いでいる。
「お前、さっきの話しろよ」
「……さっき茅菜さんにお金を要求しました。すいませんでした」
「だって、先生。茅菜が言ったことは全部本当。もちろん信じてくれるよね?」
「は、はい」