アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚
そして私の体が、一番激しく突かれた後、五貴さんの体がブルッと震えた。

「はぁ……」

気持ち良さそうに、荒い息遣いをして、五貴さんは私の体に倒れ込んだ。

「気持ちよかった?」

「当たり前でしょ。つむぎは?」

「えっ……」

カァーっと顔が赤くなって、私は横を向いた。


「えって。恥ずかしいの?あんなに大胆なのに。」

「いやあああ!言わないで!」

私は両手で顔を隠したけれど、すぐ五貴さんにはぎとられた。

「言って。」

「……気持ち……よかった……です。」

すると五貴さんは、顔を赤くした私をぎゅっと抱きしめてくれて、頬にキスしてくれた。

汗で冷んやりした体が、心地いい。


そのまま私の横に倒れ込んで、スース―ッと寝息を立てる五貴さんを見ると、私達はやっと夫婦になれたんだと感じた。

「ん?待って。バツイチで子供がいる事が、週末婚とどう関係してるの?」

もう寝てしまった五貴さんを見ながら、私は額にシワを寄せるのだった。
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