アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚
そして、夜。

久しぶりに一緒に寝ると思って、ドキドキしてベッドに近づいたら、五貴さんはもう寝息を立てて、眠っていた。

「う~ん。」

結婚したら、毎日にようにHするんだと思っていた私は、さすがにショックだった。

「なんで?この体型のせい?」

私はパジャマをつまんで、中を覗いた。

自分でも落ち込むような、お子様体型。

「で、でも!お風呂では、これがいいって五貴さん、言ってたもんね。」

そう自分に言い聞かせて、私は五貴さんの隣に、寝転んだ。


今日一日で、五貴さんの、いろんな事を知った。

お父様にも会ったし、空君にも会えた。

五貴さんの苦しみや、悲しみにも触れられたし。

うん。

五貴さんの事、いろいろ知っていくのは、楽しいと思う。

これからもいろんな五貴さんを知りたいと思いながら、その日は眠りについた。
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