ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
布がかけられたカゴからひょっこり顔を出したのは、リュカオンだ。
『う~~、お腹空いたぞ!』
「そう言うと思って、お弁当を作ってきたわ」
『やったー!』
ぴょんぴょん跳ねて喜ぶ様子は、ただの犬にしか見えない。
お披露目の日以降、ずっと子犬の姿のままでいる。大きな姿は、力の消費が激しいらしい。
『何を作ってきたのだ?』
蓋を開いて見せてあげる。
一段目に卵サンド、二段目にミートボール、卵焼き、タコさんウィンナー、からあげと、お弁当の定番ばかり詰めてきた。
『こ、こんなに、たくさん……! こ、これが、アステリアの前世に伝わる伝説の“たまてばこ”なのか!?』
「たぶん、違うと思う」
『ああ、なるほど。“たまてばこ”の中身は――大変なものだったのだな』
リュカオンは私の記憶から、玉手箱についての情報を抜き出したらしい。相変わらず、私の前世の記憶を検索機能として使っているようだ。
『う~~、お腹空いたぞ!』
「そう言うと思って、お弁当を作ってきたわ」
『やったー!』
ぴょんぴょん跳ねて喜ぶ様子は、ただの犬にしか見えない。
お披露目の日以降、ずっと子犬の姿のままでいる。大きな姿は、力の消費が激しいらしい。
『何を作ってきたのだ?』
蓋を開いて見せてあげる。
一段目に卵サンド、二段目にミートボール、卵焼き、タコさんウィンナー、からあげと、お弁当の定番ばかり詰めてきた。
『こ、こんなに、たくさん……! こ、これが、アステリアの前世に伝わる伝説の“たまてばこ”なのか!?』
「たぶん、違うと思う」
『ああ、なるほど。“たまてばこ”の中身は――大変なものだったのだな』
リュカオンは私の記憶から、玉手箱についての情報を抜き出したらしい。相変わらず、私の前世の記憶を検索機能として使っているようだ。